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渋谷系IN 北京 「渋谷の女王」と「渋谷の女神」のコラボレーションライブが北京で実現!

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渋谷系1990-2020

レコードからCDへと移り変わる90年代初期、東京渋谷には多くのレコード・ショップがひしめき合い、60年代に発売された旧譜のレコードから、サンプリングを駆使した最新のクラブ・ミュージックのCDまでが同列に並んでいた。90年代のバブル景気崩壊前、ミレニアム以前の狂騒と共に、20世紀の膨大なアーカイヴスの中でも、より多幸感に溢れたキャッチーでオシャレな音楽と、キュートでエレガントなストリート・ファッション、インディペンデントなマインドで様々な情報をエディットしてゆくムードを総称して「渋谷系」と呼ばれた。その後「渋谷系」は一過性のムーブメントに留まらず、インターネットやSNSの盛り上がりと共に、渋谷という街に集まる高密度のカルチャーを象徴するワードとして機能してゆく。

90年代に「PIZZICATO FIVE」のボーカリストとして一世を風靡、「元祖渋谷系の女王」であり、ファッション・アイコンとしても活躍中の野宮真貴と、2010年ことテン年代よりウォームアップ・バー「渋谷花魁」を拠点として、「渋谷の女神」のニックネームの元、インターネット・ラジオ「block.fm」の選曲から、ストリート・アートのキュレーションまでを手掛ける、シーンで唯一無二の女性プロデューサー&DJの「カワムラユキ」によるDJライブのコラボレーション・ステージ。2日間限定で北京の真夏の夜が東京渋谷にジャックされる….
北京的「渋谷系」をお楽しみください!

ライブ情報

古北水鎮 SUMMER LIVE

会場: 古北水鎮、日月島広場
日時: 2019. 8. 31 19:00~
費用: 140元~

北京郊外の宿泊リゾート地の古北水鎮、そこから見渡せる司馬台長城と共に「渋谷系」屋外ライブをお楽しみください!

古北水鎮の入場チケット料金に準じており、上記価格は水鎮入場料金です。司馬台長城の入場チケット(+40元)、ロープウェイ料金(往復:+160元)など別途負担となります。また送迎車の手配が必要であれば下記担当者連絡先までご連絡ください。日帰り、宿泊に対応した送迎車の手配をさせていただきます。3、4名のセダンタイプの乗用車から30〜45名の大型バスまで、人数に合わせて対応させていただきます。気軽にご相談ください。
*車両手配以外の入場チケット購入、ガイド付人数点呼等のサポートはできません。あらかじめご了承ください。

*ライブに関する予約、お問い合わせ
担当:勝田 1220942589@qq.com


CLOUD NINE SPECIAL LIVE

会場: CLOUD NINE
朝陽区阜通西大街新天地合生麒麟社10号楼B1F
(麒麟社西側屋外階段を降りて左へ50m)
日時: 2019. 9. 1 21:30~
費用: 前売200元、当日280元

2003年、中国音楽業界の第一人者である張有待氏がプロデュースした伝説的ライブハウス「CLOUD NINE」。
急激な都市開発のスピードにのまれ、失われていった熱狂的北京ソウル。

あれから15年の時を経て、有待的音楽の理想を追求する場として復活しました。「オシャレ」と「ユーモア」で溢れる空間に二人のカリスマが奏でる「渋谷系」スペシャルライブをお楽しみください!

*ライブに関する予約、お問い合わせ
担当:勝田 1220942589@qq.com


アーティストプロフィール

野宮真貴
歌手/メディカル・フィトテラピスト

1990年代の日本において一世を風靡した「渋谷系」音楽の象徴とも言える存在「PIZZICATO
FIVE」。日本の著名音楽プロデューサー小西康陽によって編成されたPIZZICATO
FIVEの3代目ボーカルである野宮真貴はその音楽性のみならずルックス・ファッション面でも評価が高く圧倒的な存在であったことから「渋谷の女王」と呼ばれていた。その活動はアメリカやイギリス、フランスなどの欧米諸国にまで及び、ミック・ジャガーがピチカート・ファイヴのファンを公言していたほか、ロバート・アルトマン監督の『プレタポルテ』(1994年)や劇場版『チャーリーズ・エンジェル』(2000年)で「トゥイギー・トゥイギー〜トゥイギー対ジェイムズ・ボンド」(元曲は野宮のソロ時代のもの)が使われたり、2002年のオースティン・パワーズ第3作では「東京の合唱」が流れるなど、複数の外国映画で楽曲が使われ、代表曲の一つ「東京は夜の七時」は2016年のリオデジャネイロパラリンピック閉会式フラッグ・ハンドオーバー・セレモニーで、次大会東京パラリンピックのプレゼンテーションのオープニング曲としてカバーされた。
また、音楽活動以外の面では2010年に「AMPP認定メディカル・フィトテラピスト(植物療法士)」の資格を取得。2019年を迎えた現在はファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中。まさに東京渋谷の象徴的存在である。


カワムラユキ
渋谷拠点のプロデューサー/選曲家/ライター

98年よりフリーランスのプロデューサーとして、ヨーロッパのダンス・ミュージックのプロモートやイベントのディレクションを担当。2000年から、DJ及びライターとしての活動をスタートする。2003年頃から、バレアリックやチルアウトなど独自の選曲感を軸に「Love
Parade Mexico」IBIZA島「amnesia」パリ「Batofar」江ノ島「FreedomSunset」「夕陽と海の音楽会」松本市「りんご音楽祭」など、国内外のフェスやパーティにDJ出演。DJ活動と並行して、ファッション・ショーの音楽演出、「inner
Resort」コンピレーションCDシリーズの監修、「shibuya OIRAN warm up music by VENUS
KAWAMURA YUKI」のリリース、水曜日のカンパネラ x
カワムラユキ「金曜日の花魁」コラボ作品の配信、山代温泉・瑠璃光25周年記念した詩写真集とエキシビジョン「あなたの水になりたい」を発表するなど、活動は多岐に渡る。2014年には自身の創作とコミュニケーションの新たな起点として、ミュージック・ブランド「OIRAN
MUSIC」を設立。Sakiko
Osawaやナマコプリなど、新たな才能を輩出する。現在は2008年より始めた作詞活動と並行して、幻冬舎plusにて音楽エッセイ「渋谷で君を待つ間に」の定期連載をスタート。また、第一月曜16時~渋谷のラジオ「道玄坂爆音部」、毎週金曜20時~
block.fm「shibuya OIRAN warm up
radio」にて、選曲とナビゲーターを担当中。タイミングと勘と縁に従うまま「ことば」「音楽」「景色」を、日々繋ぎつづけている。そんなカワムラの人としての暖かみそして数々の功績を讃え、人は「渋谷のヴィーナス」と称している。